『 染色加工 』
< 染料・顔料の特徴 >
直接染料染め 直接染料は一般に水溶性でスフの染色を主目的とされていますが、
広い着色性をもち、染色方法が簡単で扱いやすい部類で、
堅牢度は一般的に中級です。反応性染料染め 反応染料は例外を除いてほとんどが直接染料よりも、鮮明でピュアな色相を持っていて、
ナフトール染料と比べると、黄色、オレンジ、赤色系統の色合いでは鮮度がほとんど同一ですが、
その他の色相において優れています。
また、綿やスフに対し優れたカラーバリューなどを持ち、
科学的に繊維に反応する性質を持っているため、
摩擦や湿潤堅牢度(水洗・洗濯)が優れています。分散染料染め エステル等の染色において、優れた分散性と安定性を持ち、
鮮明色〜濃色にわたり、広い色相範囲において高い染色堅牢度が得られます。
分散染料は染色性、堅牢度性を含め多岐にわたる応用法、
最終使用目的に合致する染料を自由に選択できます。ナフトール染料染め ナフトール染料は、下漬、顕色工程からなり、繊維上で下漬剤、顕色剤を結合させ、
水に不溶性のアゾ色素を造り、多彩な色相、鮮明な濃色と堅牢度を持ち、
摩擦堅牢度に優れています。硫化染料染め 硫化染料は科学構造上の分類でも同様の名称で呼ばれる特別な染料部類で、
スフの染色を主としており、赤などの鮮明色は出せないが、
一般的に洗濯堅牢度は良く、暗幕など実用向きな物に広く用いられています。顔料染め 顔料は水に溶けないものが多いので、
通常は接着剤(バインダー)を併用し、繊維に付着させます。
また一般に濃色では堅牢度が劣るため、淡色、中間色に向いています。
< 染色加工例 >
オックス | スフ織物 | 細布 | 刺子織物 |
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帆布 | スレーキ | ドビー織物 | 芯地(ノンホル) |
【取り扱い繊維】 綿、スフ、麻、ポリエステル、アクリル・モダクリル、その他(混紡・交織品を含む)
< 不織布染色 >
・後染めのため、各種各色小ロットでの染色が可能です。 ・スパンレース不織布など薄地の染色が行えます。 ・不織布の種類や素材による染色のご相談等、是非お気軽にお問い合わせ下さい。 |
不 織 布 | |
『 キャラコ 』
「 裏糊キャラコよくあるご質問・お問い合わせ。 」 | ||
キャラコとは何ですか? | ||
弊社においては、裏糊キャラコ加工を施した生地の総称です。 パリッとした風合いでカンバスのように絵を描いたり、紙のように折ることも可能な生地で、スクリーンやインクジェットプリンターを始めオンデマンド等、大多数の印刷機器で直接プリントできます。 ※プリント設定条件、機器故障や、いかなる損害についても、弊社では一切の責任を負いかねますのでお客様ご自身の責任において行ってください。 |
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キャラコにはどんな物がありますか? | ||
基本的には、金巾、天竺、葛城、モス、コンパスで、それぞれに数種類の巾があり、一回糊・二回糊の加工品があります。 |
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キャラコを使うメリットはどんなところですか? | ||
枠に張る場合: ビニール系の物は耐久性が高いので長期の使用には向いていますが(マジック等で文字を書き込む場合を除く)、硬さや重量があるため、かさばったり、張りムラや天候等で生地にシワが入ったり伸びると波を打ったままの状態となるので、劣化破れを引き起こす場合もありますが、キャラコ生地は布ベースのため水分を含めば縮み、上記の様な事が起こりにくいです。 また、軽く扱いやすいので使用後の処理も簡単に行えます。 クロスとして使用する場合: 通常の布をテーブルクロスとして使用すると裾は常時なびきますが、キャラコ生地はパリッとした独特の風合いのためなびきにくく各種イベントや会見などでスマートな仕上がりにできます。 また、プリーツを付けたり、折り曲げたりと自由度が高く、インクが滲みにくいのでクロスに直接文字や絵を書き込めます。 ※インクの裏抜けに注意し、必ずご使用前にテストしてからご利用ください。 |
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※弊社では例外を除き、キャラコ生地の小売販売は行っておりませんのでご了承下さい。
< キャラコ使用例 >
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写 真 プ リ ン ト | 文 字 プ リ ン ト | カ ラ ー キ ャ ラ コ |
リ ボ ン | 折 鶴 | テ ー ブ ル ク ロ ス | ||||
『 晒加工 ・ 裏糊加工 ・ 防縮加工 ・ 特殊加工 』
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